シドニーvsサプリサ&上川徹

前半は完全にシドニーのペース。特にカズにチャンスが回ってきてた。
シドニーがサイド攻撃を狙ってくると予想しての、サイドバックをしっかり下げた4バックを敷いたサプリサだったが、センターバックの1人がペトロフスキーへのプレス、もう1人がそのフォローに意識が行ってしまい、結果的にカズが中央付近でフリーになる事が多くボールが収まりやすかった印象。ここで点が取れれば良かったんだけどな・・・
しばらくするとカズにもしっかりとマークがつき、後半になるころには3バック(元々はサプリサは3バックらしい)で1人余裕を持った状態でカズとペトロフスキーをタイトにチェックし、サイドとボランチの選手で広範囲にスペースを埋める事でシドニーの動きを封じた。
ついでに同じ時間帯に先制点を奪えたのはサプリサにとって最高のラッキーだった。
設立して間もないシドニーは2トップを押さえられた状態からゴールへ向かうだけのチーム力は無く、逆にほとんど全員がコスタリカ代表としても一緒にプレイしているサプリサとの成熟度がそのまま結果に現れる形になった。
あとつけ加えれば主審のトオルちゃん。もうちょっと空気読め。と(笑)日本のスタジアムであんだけレフェリングにブーイング食らうなんてなかなか無いぞ。まぁ1点先制され1人退場者を出しカズの相棒が流血し倒れた所で、もしシドニーに同点ゴールとか生まれればマンガのような感動的ストーリーだったが、そこまで主審が演出する必要は無い(笑)