パウリスタ

呂比須
世界クラブ選手権トヨタカップ、王国ブラジルのサンパウロが母国イングランドリバプールを下して優勝した。内容は完全に支配し20本近くのシュートを放ったリバプール。しかし勝ったのは5本足らずのシュートで1点もぎ取ったサンパウロだった。
リバプールも敷いている4バックでのラインディフェンスはボールの位置と相手選手の位置関係を常に見ながらラインを保ちつつポジションを修正しなければならないが、失点シーンではアロイージオのDFから離れる動き、ミネイロのDFの裏に走る動き、特にアロイージオが後ろからボールを貰ってからミネイロにラストパスを送る、素早いボールさばきによってリバプールのDFライン(特にアロイージオとミネイロのマークを切り替えるタイミングとボールの位置によるラインの移動の判断に躊躇したヒーピア)は一瞬、完全に機能がフリーズした。
前半のうちから先制できた事で、最初から不利だと思われていたサンパウロは完全に守備から入るようになり余計リバプールが押す形になったが、逆にラインをしっかり下げて落ち着いた所から守備を組み立てるようになったサンパウロはスキらしいスキを作らせずしっかりと守りきった。総合力で劣ると思われる場合に有効な先行逃げ切りパターンのお手本のような試合だった。
しかし格闘技の藤原●香やら長●川京子やら、バレー中継のジャニーズやら、今回は上戸彩か。いつも思うがあーゆーのはいらない。ちょっとした解説でも出来ればマシだが「わー」とか「ぎゃー」とか言うだけなら必要無い。先日のシドニーの試合でもカズのインタビューが入ってる時に上戸彩のコーナーで途中からぶち切られた時とかジャマでしょうがない。おいらは尊敬するさんまさんでさえ好きなチームの贔屓コメントしか出ないのでトヨタカップの時だけは大キライなのだ(笑)
逆に呂比須ワグナー氏(サンパウロ出身)はめちゃくちゃ面白かったな。物静かな人がサンパウロ優勝でテンション上がりまくり。気分はブラジル人に戻ってるじゃん(笑)