蝋人形の実家

蝋人形の館’99
仕事から帰ると、家の中がもぬけのカラッポになっていた。正しくはおいらや妹が基本的に生活している2階はそのままで、1階がカラッポ。
そういや「『家の中を少しリフォームするから、ついでに捨てる粗大ゴミとかあったらまとめとけ』ってオヤジが言ってた」と妹づてに聞いてたなぁ。でもここまで大げさにやるなんて聞いてないからビックリだぞ。ちゃんと住人に詳細を連絡しとけっつーの(笑)
しかしまぁ、たぶん業者さんを呼んで粗大ゴミだけ回収したんだろうけど、ホコリやチリやら細かいゴミが散乱しまくってて廃墟にしか見えんぞ。悪魔の森の奥深く何の変哲も無い古い屋敷〜みたいな。聖飢魔ⅡのPVでも撮れそうなセットだ。いや、セットじゃなくて家だよ。住んでんだよココに。汚くてしょうがないので自分の家に土足で上がる(爆笑)そのままコンコンと階段を上がり、自分の部屋の前で靴を脱ぐ。アパートの住人みたいだ(笑)
そもそもリフォームする理由は、バーサンだ。体が弱ってしばらく入院生活だったが、最近では体調はだいぶ良くなったのだが精神的にまいってるらしく、家で面倒が見れるようにトイレや風呂まわりを中心にバリアフリーや空調設備を整えるそうだ。連れて帰っても家は留守がほとんどで誰も面倒見れないからヘルパー的な人も雇うとか。両親はノリノリだ。妹もノリ気で50万ほど出資するとか言い出した。
ってかウチってそんな金あったのか?ヘルパーって昼しか面倒見てくれないんじゃないか?とかおいら的にはすごい先が不透明なのでどうもノリ気になれない。リフォームしたところでそのうち遠くへおムコさんに行っちゃうかも知れないし(まてこら)・・・自分が1番不透明だな(笑)
まぁ風呂、トイレまわりが改善されるのは良いコトだ。ようやく古い造りのウチにもまともな脱衣所、洗面所が出来るのか(爆笑)